花魁豆知識①「ファッションセンス」について
- 花魁豆知識
~花魁のファッションセンスについて~
【ファッションセンスがとても高かった!】
最高級遊女として名高い花魁。
トップクラスの花魁に会うには現在の金額で数百万円、最終的には一千万円程必要だったと言われています。
もちろん一般人にはそんな金額を用意できるはずもなく、地位のある方や大富豪でないと会うことすら叶いませんでした。
そんな一流のお客様をもてなすには、自分も一流でなければいけません。
容姿はもちろんのこと、書道、茶道、古典、和歌、囲碁、筆、三味線などの芸事に秀でているだけでなく、ファッションも最先端を行っていました。
美貌と教養を兼ね備え、ファッションセンスも高かった花魁は、一般女性たちの憧れの的であったのです。
当時は一般女性がメイクやファッションを手本にするぐらい「花魁」は別世界の人だったらしいですよ!
【帯の前結びについて】
花魁体験をされたことがある方ならわかるかと思いますが、普通に着物を着るだけではなく「帯を前で結んで着物の上に打掛を着る」というとても独特な恰好をします。
この独特な花魁ファッションが当時の一般女性の憧れだったと言われております。
現代でもファッションの流行りや廃りがあるように、江戸時代も似たような文化があり、花魁は当時のファッションモデルのような存在でもあったそうです。
花魁は歌舞伎役者の女形と並んで江戸時代の流行の最先端だったと言われており、その絢爛豪華な花魁のファッションは注目の的だったのです。
そんな花魁の衣装の特徴でもある帯の前結び(前帯)は、「仕事の邪魔にならないようにする為」だからだそうです。
普通に生活する上では帯は後ろにあった方が邪魔にならないので、男女問わず一般的には後ろ帯になっていました。
そういう歴史や当時の文化を知った上で花魁体験をしてみると、着物の着付けひとつでも楽しめると思いますよ(∩^ω^∩)!
【まとめ】
ちなみに現代でも着物や浴衣を着てお出かけする時があるかと思いますが、帯は必ず後ろ帯にしましょう!
理由としては前述のとおり前帯は動きづらいというのもありますが、見た目にも関わってくるのです。
着物は後ろ帯の場合、結び目が後ろに来るので普通の髪型でも違和感はでないのですが、前帯+普通の髪型だと結び目が前側に来るので帯だけが目立ち過ぎてしまい、かなり違和感が出てします。
前帯は花魁のような派手なヘアスタイルやメイクをしてこそ成り立つものなのです!
なので、当たり前の話になりますが花魁体験の時や成人式の時に派手にする時以外は後ろ帯にするのがベストだと思います。
※当記事の内容は諸説ございますので、見解の相違につきましては予めご了承下さいませ。