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花魁豆知識⑤「花魁のたしなみ」について

  • 花魁豆知識

~花魁豆知識⑤【花魁のたしなみ】~

 
花魁のたしなみとして、書道、茶道、古典、和歌、琴などの芸事を身に付けていたことは有名ですが、実は他にもたくさん努力をしていたのです!
 
当店で花魁体験をする場合、肌着・着物・打掛の3枚を着ることになります。
ですが、当時の花魁は肌着や長襦袢・小袖を計5~6枚着て、さらにその上から打掛を2~3枚着ていたそうです!
 
当店で花魁体験をされたことがある方はわかると思いますが、この打掛って布団のように重く分厚いのです。
 
花魁道中の際は、それを何枚も重ね着をして道をゆっくりと練り歩くのです。
 
もちろん季節関係なく同じ格好で外を歩くわけですから、夏は普通なら汗かいて当たり前なのですが、常に美しくあることを求められていた花魁はそういう訳にはいきません!
 
豪華絢爛に着飾っていても汗を垂れ流しながら歩いていると恰好がつきませんからね。
なので、花魁はどんなに暑くても汗をかかないように鍛錬を積んでいたそうです!
 
それ以外にも、お客に不快な思いをさせないように体臭や口臭にも気を付けていたそうです。
今でこそ体臭や口臭のケアは当たり前になってきましたが、当時の一般人はそこまでケアするという意識がなかったと思うので、そう考えると花魁のプロ意識はすごいですね☆
 
※当記事の内容は諸説ございますので、見解の相違につきましては予めご了承下さいませ。
カッコいい黒色の打掛を着てキセルを持つ現代風花魁

 

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